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国立天文台

みなさん。気分は、ゆったり?

ゆったりと、冬の空を見上げた事がありますか?

tennmonndai10WM.jpg【冬の星座】
「冬の大三角」
真南の中天に青白くどの星よりも明るくするどい輝きの星が冬の大三角の南の頂点にある「おおいぬ座」シリウスです。
シリウスから右ななめ上方に目を移すとオリオン座の三つ星とその左上のオレンジ色の1等星ベテルギウスが見つかります。
ベテルギウスから真横に目を移すと白色の1等星プロキオンが目に入ります。
この3個の明るい星を結んでできる正三角形が「冬の大三角」です。

そして、もうひとつ 冬空に輝く「冬のダイヤモンド」
明るい1等星を結んでいくと、大きな六角形ができあがります。この形のことを冬の六角形=冬のダイヤモンドなどと呼びます。

六角形を形作っている1等星は、おおいぬ座の「シリウス」そして、オリオン座の「リゲル」、おうし座の「アルデバラン」、ぎょしゃ座の「カペラ」、ふたご座の「ポルックス」、こいぬ座の「プロキオン」です。

こんな星たちを見ていると 「天文学って面白いなァ~」と思います。

tennmonndai7WM.jpg←ツァイス20cm屈折赤道儀式望遠鏡
昔は 星の位置を測る事が主な仕事だった【天文台】
先日 国立天文台に行ってきました。

「国立天文台」のはじまりは、江戸後期の幕府天文方の浅草天文台で、
その後 東京帝国大学構内に実測用の天文台が造られ、さらに明治21年(1888)に港区麻布に東京天文台が造られました。その東京天文台が大正3年に三鷹に移転されたのが 大正13年(1924)です。
 
tennmonndai6WM.jpg
第一赤道儀室は、大正10(1921)年に建てられた三鷹キャンパスで一番古い建物です。 
ドーム内には、 ドイツのカール・ツァイス(Carl Zeiss)より1927年(昭和2年)に購入した、 口径20cm、焦点距離359cmの望遠鏡(上から2番目の画像)があります。
望遠鏡が星や太陽を追いかける仕組みは、錘を動力とした重錘式(じゅうすいしき)駆動で、この錘が落ちる力を「ガバナー」と言う速度調節装置で加減して 望遠鏡を一定の速度で動かす仕組みです。
無電源で約1時間半の天体追尾が可能で、 太陽や惑星等の異なる動きをする天体にも対応して追尾できました。
1939年昭和14年(1939)2月から1999年平成11年(1999)までの60年間太陽黒点のスケッチ観測が行われていたそうです。

施工 西浦長大夫
構造 鉄筋コンクリート造平屋建て、木製ドーム型屋根
屋根のスリット開閉と屋根全体の回転は人力で行います。
円筒形の観測室の外側にバルコニー(回廊)が設けられています。
この建物自体も 大正建築として注目されています。
意外とこぢんまりとしていて、内部は望遠鏡の周りを大人がやっと一周できる大きさでした。
入口に、大きく「ハチに注意」の張り紙がありました。

 tennmonndai8WM.jpg
 大赤道儀室は大正15年(1926)に完成した建物で、国内最大級の口径65cm屈折式望遠鏡を供え、今は天文台歴史館になっています。
 tenmonndaiWM.jpg
日本一の大望遠鏡が素晴らしいだけじゃなく、この建物も観測しやすいように床が動いたりと工夫されています。
半球面を作る建築技術が無かったため、船底を作る技術を持った造船技師の力を借りて作られたそうです。銅葺きの外観からは想像もできない船底のような木造構造のドームがとってもステキでした。
外壁は ロンバルト帯と呼ばれる小さなアーチの繰り返す装飾が施されています。
ヨーロッパロマネスク建築の影響を受けた明治建築に近い特徴があるんだそうです。
この大望遠鏡が使用されなくなり、交代したのが、ハワイのすばる望遠鏡なのだそうです。雨が多くて、日本のデータは世界のデータと比べると不完全なので、わざわざハワイに観測所を設けたそうです。

tennmonndai4WM.jpg
アインシュタイン塔正式名称太陽分光写真儀室
昭和5年(1930)年に完成したそうです。地上5階 地下1階鉄筋コンクリート建て高さ18.6m.ストンとした直線の中にひさしや屋上バルコニーの曲線が建物にアクセントを置いているように見えます。
外壁は 茶色のスクラッチタイル(引っかき傷の様なレンガ風タイル)で装飾されています。
この鉄筋コンクリート作りのスクラッチタイル装飾の建築様式は
フランク・ロイド・ライド設計の帝国ホテルから始まった昭和初期の流れです。

高さ20cmの天辺のドームから入った光が 直径65cmシーロスタット(二枚の平面鏡)に反射して垂直に取り入塔全体が望遠鏡になっているそうです。なので「塔望遠鏡」とも呼ばれています。
アインシュタインの一般相対性理論の、太陽スペクトルの波長が太陽の重力でわずかに長くなるという「アインシュタイン効果」を検証するための施設で、ポツダム天体物理観測所(アインシュタイン塔)と同じ目的なため日本のものも「アインシュタイン塔」と呼ばれたそうです。
アインシュタイン塔は外観のみの見学で、中には入れません。
第一赤道儀室、大赤道儀室、アインシュタイン塔とも、国の登録有形文化財に指定されています。

「国立天文台」は 建築物を見ているだけでも 面白い所です。
是非一度ご覧になってください。
あ!虫が出ることもココロシテくださいね。
 
tennmonndai5WM.jpg住所 東京都三鷹市大沢2-21-1
アクセス JR武蔵境駅南口→3番乗り場小田急バス狛江営業所行きまたは狛江駅行きで15分、バス停:天文台前下車すぐ

たまには、こういう所で ゆったりと何億光年の光を感じて見ると、「人間の小ささ」を感じて嫌な事は忘れてしまいますね~




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コメント

こんばんは~。

宇宙・・・となると壮大すぎて、お話を聞いている間に
ついつい船を漕いでしまう私です・・・。
そんな私の娘は、宇宙にすごく興味があるようで、よく天体の事などを
調べたりして、話をしてくれるのですが・・・母はチンプンカンプン(笑)

でも空を見上げて、キラキラと光る星を眺めているのは大好きです。

昔々、夏休みに田舎のおばあさんの家に泊まりに行って、
夜、みんなで花火をしていた時にふと見上げた空に
ビックリするほどたくさんの星が瞬いていた事を思い出しました。

あの頃は、まだ落ちてきそうなほどの星を見ることが出来たのに・・・
今はもうあんな星空を見ることは出来ないんでしょうね~。
空が、とっても近かったんですよね・・・。

最近星が綺麗に見えますね。
先日など、オリオンに見とれていて、電柱にぶつかる寸前でした(バカ)。
昔は好きで、星座の本とか読んだり、プラネタリウムに行ったりしましたけど、今はすっかり忘れてしまいました。
そういえば、初デートはプラネタリウムでした。
さすがに、寝ませんでしたヨ。
冬は星座が綺麗に見えて、帰り道も楽しみ♪です。

勉強になります。以前、観測所があるマウナ・ケア山頂に登ったことがありますが、
寒かったですよ。ハワイに行って、夏と冬を同時に体験したのを思い出しました。

らむねさん。コメント有り難うございます。

>チンプンカンプン
 「チンプンカンプン」の物って多いですよね~
 うむ!
 「ちんぷんかんぷん」は どこから出た言葉なのかしら~?????

>空を見上げて
 私も 口をあんぐり開けて 空を見上げています。

>たくさんの星
 秋田の山奥で見た満天の夜空
 星が手に取れるほどの近さでした。(感動!)
 
今は 空気が澱んでいてなかなか手に届くほどの夜空がないですね~
でも、この季節は星が綺麗にみえますね!

有り難うございました。(^_-)-☆

白あずきさん。コメント有り難うございます。

>電柱にぶつかる
 何に見とれてる訳ではないのに、頭はよくぶつけます。
 シャッターやら、棚やら。。。(オオバカ)。^_^;

>初デートはプラネタリウム
 聞いちゃった。聞いちゃった。
 すてき!私はどこかな~ ドライブに行ったかな~。(忘れるほどの大昔)

>冬は星座
 綺麗ですよね~。
 ピンと張った空気の中に凛と輝いている星達の星座の由来を考えると
 満天の空だけに ムード満天。 (あ~ァ やっぱ寒いわ)
 寄り道などせず(余計なお世話) 気を付けて 夜道を歩いてくださいね~

有り難うございました。(^_-)-☆

surugakiさん。コメント有り難うございます。

マウナ ケア山頂は そんなに寒いのですか?

冬に南半球に行く事が、私にとってとっても贅沢な事でした。
雪が降っている新潟を抜け出して 開放的な南国にいられるその時間が買い物もなんにもしなくても リッチに思っていました。

surugakiさんh,いろんな所へ行かれて見られて触れられて
楽しい時間をたくさんお持ちですね~

いろいろお教えくださいね。 

有り難うございました。(^_-)-☆

天文台

ごぶさたしてました(^o^)ゞ
私も星には興味はあるものの、天文台には行ったことがありません。
畑道の山の中にも小さい観測所があるのですが、なにしろ夜しか行く意味がありませんのでどうもおっくうです。
一度いってみなくては。
夜空は時々見上げているのですが、今年の冬はカキーンとした空が見えないですね。

せんめいさん。コメント有り難うございます。

ぉ受験生が 複数人いるせんめいさんの所ですが、 落ち着かれましたか?

せんめいさんに 星はよく似合います。
観測所があるなんて、面白いですね~

>カキーンとした空
たしかに 今年は例年に比べると空気が違うような気がします。

有り難うございました。(^_-)-☆
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【天文台】ガイド

天文台天文台(てんもんだい)は、天体や天文現象の観測を行なったり、観測結果を解析して天文学の研究を行なうための施設。現代では学術研究目的以外に、宇宙の観察や学習といった天文教育・普及活動の拠点としての性格を持つ天文台もある。.wikilis{font-size:10px;color:
     
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ポーツは ドクタートップで、トレスに。。。
自然と朽ち果てていく「脳」を武器に、おとぼけ、おばかを…あな、おそろしや。

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